海外のSNSから送信された友達リクエストを承認すると自分名義でGoogleの登録連絡先に同様の招待メールが送信される事案が確認されており、情報処理推進機構が注意を呼びかけている。
同機構によると、友人から友達リクエストメールが届いたため承認をしたところ、Googleの登録連絡先アドレス宛てに自分名義で同様の友達リクエストが送信されたという内容の相談が10月に39件寄せられた。
このリクエストメールは各ネットサービスの一般的な機能の「サービス連携」により海外のSNSが送信した招待メールで、もしこのサービス連携を許可した状態で組織のメール機能をGoogle Appsで利用すると、組織内で使用している連絡先に組織名義の招待メールが送信されてしまう。登録先に取引先が登録されていると、取引先にもこの招待メールが届いてしまい、自組織の信用を失うことにもなりかねないため、安易にサービス連携を許可しないよう注意を呼びかけている。