Microsoft SQL Serverを探索しているとみられるアクセスが観測されており、警察庁が注意を呼びかけている。
同庁によると、8月末から定点観測システムでMicrosoft SQL Serverので使用されているポート1433/TCPを宛先とするアクセス増加を継続的に観測している。内容分析ではMicrosoft SQL Serverに対するログイン試行とみられるアクセスが80%以上を占めていた。今回のアクセスではよく知られている管理用アカウントでパスワード設定がされていない者を対象としており、警察庁はシステム管理者に対し、アカウントに適切なパスワードを設定し、インターネット上のIPアドレスから接続できないようファイアウォールなどによるアクセス制限を実施するよう推奨している。