ZTEルータに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはZXHN H108N R1Aルータ バージョンZTE.bhs.ZXHNH108NR1A.h_PE及びZXV10 W300ルータ バージョンW300V1.0.0f_ER1_PEで、情報漏えい、不適切な認証、パストラバーサル、ハードコードされた認証情報の使用、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、認証情報や管理画面情報の盗取、認証回避、任意のファイルへのアクセス、デバイスの操作の実行などの恐れがある。解決策として、ZXHN H108N R1AルータはバージョンZTE.bhs.ZXHNH108NR1A.k_PEが公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。ZXV10 W300ルータはサポートが終了しており、アップデートの公開はないため使用しないよう呼びかけている。