Adobe SystemsはFlash Playerに存在する77件の脆弱性を修正したアップデートを公開した。
今回のアップデートではバッファーオーバーフロー、メモリ破損、セキュリティバイパス、スタックオーバーフロー、型の取り違え、整数オーバーフロー、解放後使用の脆弱性を修正した。これらの脆弱性が悪用されると、任意のコードを実行される恐れがある。
同社はWindowsおよびMac向けFlash Playerデスクトップランタイム20.0.0.228および20.0.0.235、WindowsおよびMac向けサポート版Flash Player18.0.0.268、Linux向け11.2.202.554が公開された。また、Adobe AIRのデスクトップランタイム、SDK向けには20.0.0.204、各ブラウザ向けに20.0.0.228が公開されている。
優先度はWindowsおよびMac向けAdobe Flash Player の優先度は最高の「1」、AIRのほうは「3」となっている。