GoogleがNexusに含まれる脆弱性を修正した月例セキュリティアップデートを公開した。今回のアップデートでは19件の脆弱性に対応した。19件のうち4件は危険度が最高の「Critical」となっている。
Criticalでは、MediaserverやSkia、カーネル、ディスプレイドライバーに存在する脆弱性を修正した。これらの脆弱性が悪用されるとリモートで任意のコード実行やカーネルで権限昇格の恐れがある。
その他に危険度「High」のBluetoothに含まれる任意のコード実行、libstagefrightやSystemUI、Native Frameworks Library、Wi-Fi、システムサーバに存在する権限昇格、libstagefrightやAudio、Media Framework、Wi-Fiなどに含まれる情報流出の脆弱性、危険度「Moderate」のシステムサーバに存在する権限昇格やSystemUIに存在する情報流出の脆弱性を修正した。