Microsoftが月例セキュリティ情報を公開した。今回は1件の新規セキュリティ情報と2件の既存のセキュリティアドバイザリ更新、1件の既存セキュリティ情報の更新を行い、深刻度「重要」4件の脆弱性に対処した。4件の中で、Windowsカーネルの特権昇格の脆弱性を使用した標的型攻撃が確認された MS14-002の更新プログラムを優先的に適用するよう呼びかけている。その他にMicrosoft Word 、Office Web Apps の脆弱性によるリモートコード実行、Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性による特権昇格、Microsoft Dynamics AX の脆弱性によるサービス拒否に対応した。