AtMailのAtmail Webmail Serverにクロスサイトスクリプティング(XSS)とクロスサイトリクエストフォージェリー(CSRF)の脆弱性が確認された。影響を受けるのはAtmail Webmail Server version7.1.3とそれ以前のバージョンで、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性により攻撃者がXSSを含むメールをユーザに送信することで悪意あるHTMLコンテンツを仕込む恐れがある。これにより攻撃者に認証cookieや機密情報が抜き取られる恐れがある。また、クロスサイトフォージェリーの脆弱性により、HTTPリクエスト経由で権限のある管理者が特定の操作ができるようになり、攻撃者に悪用されるとウェブページの作成ができ、以前に認証された管理者に追加や削除、変更、サービスの停止をされる恐れがある。対策として同社は最新版のMajor Update 7.2を公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。