Appleが多数の脆弱性を修正した「iTunes 11.1.4」を公開した。今回修正されたのは5項目で、Mac版とWindows版向けに修正されたのは iTunes Tutorialsで、保護されていないHTTP接続からiTunes Tutorials Windowのコンテンツが取得され、攻撃者に任意のコンテンツを挿入される恐れがあった。その他はWindows版のみ影響を受けるもので、テキストトラックの処理にある初期化されていないメモリアクセスの問題により悪意ある細工されたムービーファイルの再生の際の予期せぬアプリの終了や任意のコード実行の恐れのある脆弱性や、WebKitやlibxml、libxsltに存在する複数のメモリ破損の問題により、iTune Storeの閲覧の間に中間者攻撃に予期せぬアプリの終了や任意のコード実行の恐れがある脆弱性を修正した。