LINEやカカオトークなどのメッセージングアプリなどのIDで見知らぬユーザと電話番号やメールアドレスを知らせずにチャット友達になれることをうたう非公式な友達募集掲示板アプリに個人情報をひそかに抜き出しているアプリがGoogle Play上で確認されたとしてマカフィーが注意を呼びかけている。
LINE、Kakao、Mixi、SkypeのサービスIDを登録して公開出来るほか、プロフィール画像やニックネーム、住居地区などの簡単なプロフィール情報を登録して利用できる。しかし、実際にはアプリ起動時やプロフィール登録・更新時に電話番号やGmailアドレスなどがサーバに送信されていた。
これらのアプリのインストール時には不必要な多数の権限が要求されている。アプリのインストール時には要求権限を注意深く確認し、個人情報が取得される場合にはそのアプリが信頼できる開発者であるかきちんと確認するよう呼びかけている。また、どうしてもこの種の掲示板を使用したい場合にはアプリではなくWebサイトのみを利用することで個人情報流出防止対策になると提案している。