Google は無料スクリーンセーバーやゲームなどをダウンロードした際に、悪意あるマルウェアプログラムも一緒にインストールしてしまい、ブラウザ設定が乗っ取られる被害が急増していることを受け、同社は2013年10月にGoogle Chromeの設定ページにリセットブラウザ設定を追加した。しかし、それでも乗っ取りに関する苦情件数が減らないことから、同社はWindowsユーザを対象に、ユーザの設定が変更された際に変更が通知される機能を追加した。もし設定が乗っ取られ、設定を出荷状態にしたい場合には、リセットボタンを押すことで初期状態に戻る。但し初期状態になると、拡張機能やアプリ、テーマは無効になる。もしリセット後に拡張機能を有効にしたい場合には、Chromeメニューの その他のツール > の拡張から再度有効にでき、アプリは次回使用の際に自動的に有効になる。しかし、いくつかのマルウェアはユーザコントロールの設定に残っていることがあり、またすぐにハイジャックされることがある。もしそのようなことが起こった場合には、Chromeのヘルプフォーラムを参考にすれば、不正プログラムのアンインストールが可能になる。