BBソフトサービス、インターネット詐欺リポートを公表

  • 元記事:インターネット詐欺リポート(2014年1月度)
  • HP:BBソフトサービス
  • 発表日時 2014/2/10

    BBソフトサービスが注意喚起の目的で、危険性の高い詐欺サイト分析と意識調査をまとめた2014年1月度のインターネット詐欺リポートを公表した。
    Internet SagiWall?で検知された1月度の詐欺サイトは前月比8.7%増の67万7,141件で、うち98.4%がワンクリック・不当請求詐欺サイトであった。OSごとの検知率を見てみると、Androidではワンクリック・不当請求詐欺サイトは99.07%と圧倒的に多く、Windoesでのワンクリック・不当請求詐欺サイト検知率は47.57%、ボーガスウエア配布サイトが26.41%、フィッシング詐欺サイトが24.74%と続いた。iOSでも不当請求詐欺サイトは87.47%と最も高く、次いでボーガスウエア配布サイトが11.19%となり、ワンクリック・不正請求詐欺サイトはモバイル端末を狙ったものが多かった。
    詐欺サイトと見分けがつかないサイトが増加していることを受け、同社ではインターネットショッピングの利用調査を行った。インターネットショッピングでの注意点に関する質問では、56.2%が販売会社のチェックと回答する一方、問い合わせ先の確認は17.6%、特定商取引の標記は14.8%に留まり、特にないという回答が34.0%もあった。サイトが怪しいと感じたことがあるかどうかの質問では、38.2%があると感じ、具体的な内容では、日本語の表記がおかしいという回答が51.8%、商品があり得ないくらい安いが49.2%と多く、その他販売会社が海外というのが27.2%、明らかに偽物が26.2%、海外からの商品発送が24.1%となり、海外取引に不審なものが多かった。