MicrosoftのInternet ExplorerのCMarkupの解放後使用の脆弱性が確認された。影響を受けるのはInternet Explorer(IE)10で、IEにはMSHTMLのCMarkupコンポーネントに解放済みメモリ使用の脆弱性が含まれ、細工されたHTMLドキュメントの閲覧により攻撃者が遠隔から任意のコードを実行する恐れがあり、既にこの脆弱性を悪用した攻撃が確認されている。同社は現在この脆弱性に対するパッチを公開していない。回避策としてEnhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) の利用、又はIE11へのアップグレードによりこの脆弱性を回避できる。