LinksysのルータにワームのTheMoonが広まっている件で、同社はこのマルウェアのTheMoonの感染防止策を公開した。同社によると、TheMoonの影響を受けるのは旧LinksysのEシリーズとWireless-Nアクセスポイントとルータで、数週間以内にこの脆弱性を修正するファームウェアを作成する予定となっている。
The Moonは管理者情報を必要とせずにルータの認証をバイパスしてログインが可能で、感染するとルータはポート80番と8080番のアウトバウンド・トラフィックが氾濫し、データ接続が重くなる。
感染防止対策として、ファームウェアを最新の状態にアップデートし、リモートマネジメントオプションのRemote Management Accessの機能を無効にし、セキュリティタブの Filter Anonymous Internet Requestsにチェックを入れて保存するよう説明している。