AppleのiOSのSSL/TLSに関する脆弱性が発見し、同社はセキュリティアップデートを公開したが、iOSの他にOS X 10.9.1にも同じ脆弱性が存在していることが研究者により確認された。同研究者のブログによると、ソースコードに「goto fail」というコードが記載され、この余分なコード記載により接続の際に認証確認されない状態でTLS接続に成功してしまう。この脆弱性が悪用されると中間者攻撃により通信が傍受できる状態となり、非常に危険であるとしてiOSの利用者はできるだけ早くアップデートを適用するよう呼びかけている。また、OS Xはまだアップデートが公開されていないため、アップデート公開までの間はOS X の代わりにFirefoxやChromeを利用し、外出先での信頼できないWi-Fiの使用を避けるよう推奨している。