日本マイクロソフトは3月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。今回は深刻度「緊急」の脆弱性2件、「重要」3件の計5件に対応した。「緊急」の2件はWindowsとIEに存在する脆弱性で特別に細工がされた画像ファイルの展開やウェブサイト閲覧により遠隔から任意のコードを実行される恐れがある。深刻度「重要」の3件ではWindows カーネルモード ドライバーの脆弱性により特権が昇格される、ecurity Account Manager Remote (SAMR) プロトコルの脆弱性によりセキュリティ機能がバイパスされる、Silverlight の脆弱性によりセキュリティ機能がバイパスされるなどの恐れがある。同社はセキュリティアップデートを行うよう呼びかけている。