WordPressのPingback機能が悪用され、サービス運用妨害(DDoS)攻撃の踏み台にされていることが判明し、注意を呼びかけている。Sucuriのブログによると、攻撃はサイトへリンクを張るとリンク先のサイトに通知するPingback機能で利用されているXML-RPC APIを悪用しており、16万2,000件の正規サイトがサービス運用妨害(DDoS)攻撃を仕掛けられていた。攻撃に悪用されたWordPressサイトの一覧には多数の日本のサイトも含まれていた。Sucuriは、自社サイトが攻撃の踏み台になる可能性がないかどうか確認するサイトを公開している。また、Pingback機能を無効にすることで自社サイトが攻撃に利用されるのを阻止でき、そのフィルタの設置方法も紹介している。