AppleはSafariのセキュリティアップデートを公開した。今回公開されたのはOS X Mavericks 10.9.2向けの「Safari 7.0.3」、OS X Mountain Lion 10.8.5、OS X Lion 10.7.5向けの「Safari 6.1.3」で、WebKitのメモリ破損の脆弱性26件とebProcess IPCメッセージの処理に関する脆弱性1件を修正した。また、3月に開催されたハッキングコンテストのPwn2Ownで発見された脆弱性も修正された。この脆弱性が悪用されると、攻撃者により細工されたサイトの閲覧により任意のコードが実行されたり、サンドボックスを回避して任意のファイルを読み込まれる恐れがあった。