BBソフトサービスは2014年3月度のインターネット詐欺リポートを公開した。Internet SagiWall?の3月度の調査によると、インターネット詐欺サイトの検知数は70万7,309件で前月比1.2%の減少で、ネット詐欺種類別ではワンクリック・不当請求詐欺サイトが前月比7.8ポイント減の91.0%であったが、フィッシング詐欺サイトが前月比6.0ポイント増の6.8%で、フィッシング詐欺サイトの検知数が増加した。
今回の調査で、同社はAndroid 端末を標的とした偽セキュリティアプリを検知した。このアプリは、閲覧中のサイトに「ウィルス感染した」というメッセージを表示してウィルススキャンをするよう求め、ユーザに偽の不正ウィルス対策アプリをインストールさせる。警告画面がOSが表示している警告なのかウェブページが表示しているのかをスマートフォンでは判別が困難なため注意が必要だと呼びかけている。