PaperThinのCommonSpotに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはCommonSpot version 7.0.2以前、8.0.3以前、version 9.0以前のバージョンで、直接要求、クロスサイトスクリプティング、アクセスコントロールの不備、認証不備、ファイル名やパスの外部制御、ディレクトリトラバーサル、情報漏洩、機密情報の平文保存や送信などの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると認証されていない攻撃者が、CommonSpot / ColdFusionサーバ上でSYSTEM 権限で任意のコードを実行する恐れがある。同社はCommonSpotバージョン7.0.2、8.0.3および9.0を公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。なお、セキュリティ強化のためcommonspot へのアクセス制限を進めている。