「OpenSSL」の拡張機能「Heartbeat」に脆弱性が存在する件で、トレンドマイクロはパスワードマネージャー Mac版にこの脆弱性の影響があったことを公開した。この脆弱性については既に2014年4月10日に対応ずみとなっており、Windows版、Android版、iOS版には影響がないことが確認されている。パスワードマネージャーの利用の有無にかかわらず、利用しているWebサービスに脆弱性がある場合には情報流出の恐れがあるため、事業者に確認するよう呼びかけ、インターネットサービスプロバイダや銀行などからパスワード変更の通知があった場合は、フィッシングメールではないかをきちんと確認し、信頼できる送信元であるかを確認してからパスワード変更などの処置を行うよう呼びかけている。また、2014年4月10日以前にパスワードマネージャーMac版を利用している場合には、パスワードや登録情報、ログイン情報の変更を行うよう呼びかけている。