サイボウズのリモートサービスマネージャーに、サービス運用妨害とセッション固定の脆弱性が確認された。影響を受けるのはサイボウズ リモートサービス バージョン3.0.0~3.1.0と2.0.0で、悪意ある第三者がこの脆弱性を悪用すると、リモートサービスマネージャーが稼働するサーバーのCPUリソースが枯渇してサービスの利用ができなくなったり、リモートサービスマネージャーの登録ユーザーになりすまして情報流出や改ざんをされる恐れがある。解決策として、同社はサイボウズ リモートサービス バージョン 3.1.1を公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。
リモートサービスマネージャーバージョン3.0.0~3.1.0と2.0.0にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在した件で、この脆弱性の修正版3.1.1が公開されたが、案内した対処方法が不十分であったとして、同社は再度対処方法を公開した。(2015年1月30日追加)