AOLオンライン・ジャパンのメールサービスにてなりすましメールが送信されており、同社は注意を呼びかけている。同社によると、4月10日頃からAOLメールの利用者になりすまし、本人が送信した覚えのないメールが送信されていることが分かった。メールの題名が「Undelivered Mail Returned to Sender」で、自分では送信した覚えがない配信失敗のメールが届いていた。同社は現在アメリカのAOLメール担当部署と調査を行っているが、成りすましメールである可能性が高いため、なりすましメールを受信した場合にはメール内のリンクをクリックしたり返信しないよう呼びかけている。また、パスワードも推測しにくいものに変更するよう推奨している。また、AOLメールの送受信フォルダ内に身に覚えのないメールがあったり、ログイン最中にアカウントが切断されたり表示名が変更されたりメールアドレスが不正利用された場合には、ウィルス感染による不正プログラムが動作している可能性があるため、最新のバージョンでのセキュリティスキャンや駆除、パスワード変更などによるセキュリティ対策を行うよう呼びかけている。