OpenSSLのChange Cipher Specメッセージの処理に脆弱性が確認された。影響を受けるのはサーバがOpenSSL 1.0.1の場合でクライアントが1.0.1gとそれ以前、1.0.0lとそれ以前、0.9.8yとそれ以前の組み合わせの場合で、これにより鍵情報の交換の前にChange Cipher Specメッセージを受け取って脆弱な鍵情報を生成する。この脆弱性が悪用されると中間者攻撃により通信内容が流出したり改ざんされる恐れがある。解決策としてOpenSSL 1.0.1h、OpenSSL 1.0.0m、OpenSSL 0.9.8zaが公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。
