SNSの利用の注意点とリスクを紹介

  • 元記事:Facebook利用、やっぱり危険?すぐにトラブル、個人情報流出、悪徳業者の標的
  • 発表日時 2014/6/10

    Facebook、LINE、TwitterなどのSNSは生活に大きな影響を与え、社会から切り離せない存在になっているが、使い方次第で大きなリスクをもたらすことにもなるとして、SNS利用の注意点やリスクについて紹介している。
    SNSを利用する際にはまず友人への配慮が必要である。Facebookで投稿した写真が知らない人に勝手に利用されていたケースなどがあり、何気なくアップやシェアした写真が人を不快にさせたり傷つけたり、著作権違反になる可能性がある。また、集合写真などを許可なく公開したりタグ付けすると個人名の他にも撮影日時や場所なども公開されるので、情報公開を望んでいない人もいること考慮し、本人に許可を得るなどの配慮が必要である。
    Facebookの危険性としては、知人を装った友達申請により登録情報を窃取し、その情報を元にフィッシング詐欺などに悪用される可能性がある。FacebookのログインIDはメールアドレスなど簡単な設定のままにしている人が多いが、一般公開しているアカウントは簡単に個人情報やパスワードが盗まれてアカウントが乗っ取られる可能性があるので危険である。また、Facebookではタイムラインの文章の続きを読む際に文章閲覧がシェア投稿されたり、出身地、居住地、生年月日、出身校、資格、趣味などの情報登録ができるが、設定によっては知らない人にも趣味嗜好や個人情報が閲覧できる状態になっているため、企業のマーケティングには貴重なデータとして収集されることもあるため、情報ごとに公開設定を変更するなどの注意が必要になってくる。
    Facebookは世界最大のSNSといわれ、企業ではマーケティング価値の高い媒体となっているが、悪意ある事業者の標的にもなっている。そのため、SNSの利用の際には友人たちへの配慮や情報が世界中に公開される可能性があることを意識する必要がある。