GnuTLSにバッファオーバーフローの脆弱性が確認された。影響を受けるのはGnuTLS 3.2.15以前、GnuTLS 3.1.25以前のバージョンで、GNU TLSがTLS/SSLハンドシェイクのServer HelloメッセージからセッションIDを解析する際の脆弱性により長いセッションIDを送るためにバッファオーバーフロー状態に陥る。この脆弱性が悪用されるとTLS/SSLクライアントで任意のコードを実行される恐れがあった。解決策としてバージョン3.1.25、3.2.15、3.3.3が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。