Caucho TechnologyのResin ProにUnicode変換の実行に脆弱性が確認された。影響を受けるのはResin Pro 4.0.39とそれ以前のバージョンで、ISO-8859-1でHTTPレスポンスを出力する際に、Unicode変換が正しく実行されない脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、攻撃者に細工された文字でフィルタリングやエンコーディング、検証等をバイパスされる可能性があり、クロスサイトスクリプティングやオープンリダイレクトなどの攻撃をされる恐れがある。解決策として、同社はResin Pro 4.0.40が公開されており、アップグレードによりこの脆弱性は解消される。