Mozilla Foundationにて、Mozilla Developer Networkの登録ユーザの情報が流出した。同社ブログによると、7月下旬ころにWeb開発者が6月23日頃から30日間ほどMDNのデータベースのサニテーションプロセスに不具合があり、約76,000ユーザのメールアドレスと暗号化された約4,000ユーザのパスワードがアクセス可能なサーバに置かれていた。アクセス可能状態であることが発覚後、情報流出防止のため直ちにデータベースのダンプファイルをサーバから削除し、ダンプを製紙するプロセスを無効にした。サーバから不正行為は検知されてていないが、不正アクセスがなかったかどうかは定かではない。
暗号化されたパスワードはソルトつきハッシュ化されており、MDNサイトの認証には利用はできないが、他のウェブサイトや認証システムでも同じパスワードを利用しているユーザもいるため、同社は影響を受けたユーザにパスワードを変更するよう通知した。