Sambaにリモートコード実行の脆弱性が確認された。影響を受けるのはSamba 4.0.0～4.1.10で、NetBIOSネームサービスデーモンのnmbd にリモートコード実行の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、不正なブラウザで標的のnmbd NetBIOSネームサービスデーモンのヒープを上書きするパケットを送信され、スーパーユーザ権限でリモートからコードが実行される恐れがある。解決策として、Samba 4.1.11と4.0.21とパッチが公開されており、アップデートによりこの脆弱性を解消できる。また、回避策としてnmbdを実行しないことを挙げている。
