Microsoftは8月の月例セキュリティ情報を公開した。今回は緊急 2 件、重要 7 件の合計9件のセキュリティ情報を公開し、7件の脆弱性に対応した。深刻度「緊急」のうち1件はWindows Media Center の脆弱性で、もう1件はIEの累積的なセキュリティ更新プログラムで、いづれもリモートでコードが実行される恐れがある。深刻度「重要」は、特権昇格、セキュリティ機能のバイパス、リモートコード実行などの脆弱性が含まれている。更新プログラムでは悪用される可能性が非常に高い26件のInternet Explorer のメモリ破損の脆弱性の他11件の悪用の可能性の低い脆弱性の更新プログラムも公開した。