POSシステムを狙ったマルウェアのBackoffが感染拡大しているとして、US-CERTが再度注意喚起を行った。US-CERTによると、7つのPOSシステムのプロバイダーやベンダーが複数のクライアントにこのマルウェアの影響を確認している。Backoffによる被害は企業のサイズを問わず各地から報告され、Secret Serviceの推測では全米で1,000社以上が影響を受けている。7月31日に公開された情報によると、当初ウィルス対策製品でのBackoffの検知率は低かったが、現在は主要ウィルス対策ソフトで検知できるようになった。US-CERTはPOSシステムの管理者に、Backoffに感染していないか再度確認するよう呼びかけている。