エムソフトのEmFTPに実行ファイル読み込みに関する脆弱性が確認された。影響を受けるのはEmFTP StandardとEmFTP Professionalで、ファイルの読み込み処理の問題により、ローカル側の拡張子がついていないファイル展開の際に実行ファイルなど意図しないファイルを読み込む脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、プログラムを実行している権限にて任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、同社は既にEmFTP の開発を終了しているため、ローカル側の拡張子のついていないファイル展開の際には直接EmFTPからは開かず、スタートメニューのファイル名指定で実行やWindows Explorerなどで開くことでこの脆弱性を軽減できる。