Adobe SystemsはWindowsとMacintosh向けAdobe ReaderとAcrobatのセキュリティアップデートを公開した。今回はWindows版とMacintosh版のAdobe Reader XI 11.0.08と11.0.07、Adobe Reader X 10.1.11と10.1.10、Adobe Acrobat XI 11.0.08と11.0.07、Adobe Acrobat X 10.1.11と10.1.10に存在する脆弱性に対応した。
今回のアップデートにより、任意のコードを実行する解放後使用、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング、メモリ破損を引き起こすサービス運用妨害（Dos）攻撃、任意のコードを実行するヒープオーバーフロー、特権昇格を引き起こすサンドボックスのバイパスの脆弱性を解消する。適用優先度はいづれも1で、72時間以内に更新するよう推奨している。
