インターネットバンキングの不正送金対策として安全性向上のために利用されるワンタイムパスワードが盗まれて不正送金される被害が確認されている。警視庁はネット犯罪未然防止のため、情報セキュリティ会社のセキュアブレインと被害拡大防止の協定を締結した。セキュアブレインはインターネットバンキングで入力するパスワードを入力した瞬間に不正送金される新たなウィルスを確認し、そのウィルスを解析した情報を元に、警視庁は送金先に使用された銀行4行52口座を特定し、凍結した。口座名義はほとんどが中国人で、32口座は凍結前に不正送金に使用され1,150万円は引き出されていたが、840万円の引出を防いだ。