セキュアブレインは、銀行やカード会社のユーザを狙うウィルスが新たな攻撃対象としてヤフオクと大手通販サイトを攻撃対象にしていることが確認され、注意を呼びかけている。同社によると、銀行やカード会社のユーザを攻撃対象としていたVAWTRAK又はPaprasというウィルスがヤフオクと大手通販サイトのユーザを新たな攻撃対象としていることを確認した。このウィルスに感染したPCから攻撃対象の正規サイトにアクセスすると中間者攻撃（MITB）によりコンテンツが改ざんされて偽画面が表示され、ID登録や偽の身元確認、クレジットカード情報の入力が求められ、入力するとそれらの情報が盗まれる。
防御策として、同社はウィルス対策ソフトを常に最新の状態に保ち、PCがウィルス感染していないクリーンな状況を常に保ち、OS、Java、Adobe Reader、ブラウザなどのアップデートも常に行って最新の状態に保つようよびかけ、カード情報の入力などを求められる画面には常に警戒心を持つよう呼びかけている。
