AppleはOS XやSafariなど複数の脆弱性を修正したアップデートを公開した。OS XではMavericks v10.9.5で最も深刻な、任意のコードを実行する恐れがあるPHPに含まれる複数の脆弱性を修正した。また、コアグラフィックスやIntel Graphics Driverに含まれる予期せぬアプリ強制終了や情報漏えいを引き起こす恐れのある脆弱性、IOAcceleratorFamilyに含まれるシステム特権での任意のコード実行の脆弱性の他、Apache、Bluetooth、Foundation、IOAcceleratorFamily、IOHIDFamily、IOKit、OpenSSL、Kernel、QT Media Foundation、Libnotify、rubyに存在する脆弱性を修正した。また、OpenSSL、QT Media Foundationの脆弱性は、Lion v10.7.5、Lion Server v10.7.5、Mountain Lion v10.8.5にも存在し、Intel Graphics DriverやIOKit、IOAcceleratorFamily、IOHIDFamilyの脆弱性はMountain Lion v10.8.5にも存在する。
SafariではSafari 6.2 and Safari 7.1が公開され、Safariに含まれるユーザーの認証情報を傍受する脆弱性や、Webkitに含まれる予期せぬアプリ強制終了や任意のコード実行の脆弱性を修正した。その他、Apple TV 、Xcodeのセキュリティアップデートも公開した。