IBMのWebSphere Application Serverに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはWebSphere Application Server VersionとWebSphere Application Server Hypervisor EditionのVersion 8.5、8、7、6.1、6.0.2で、クロスサイトスクリプティングとクロスサイトリクエストフォージェリーの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、攻撃者に遠隔から任意のスクリプトを実行されたり、ウェブサーバに意図しないリクエストをされ情報流出や改ざんされる恐れがある。解決策として、Fix Pack 8.5.5.0とそれ以降、Fix Pack 8.0.0.6とそれ以降、Fix Pack 7.0.0.27とそれ以降、Fix Pack 6.1.0.47とそれ以降へのアップデートによりこの脆弱性は解消される。