DrupalにSQLインジェクションの脆弱性が確認された。影響を受けるのはDrupalバージョン7で、Drupal 7.32が公開されて以降数時間以内にパッチ適用やアップデートがされていない場合、ウェブサイトが攻撃の対象となり、データ流出の恐れがある。しかし、アップデートをして脆弱性を修正しても、必ずしも全てのウェブサイトを修正しているわけではない。また、もし自分がパッチ適用をしていないのに既にパッチが適用されている場合には、攻撃者がサイトをコントロールするために行った可能性がある。攻撃者は全てのデータをコピーしている可能性があるが、攻撃の跡を確認するのは困難で、全てのバックドアが発見されたか確認するのも困難なため、全てのバックドアを削除するのは難しい。解決策としてはホスティングプロバイダーに連絡するよう推奨するとともに、パッチを適用していなかった場合には、10月15日より前のバックアップでウェブサイトを復元するよう呼びかけている。