DropBox、Sendspace、Evernoteなどのオンラインストレージサービスを狙った不正プログラムは既に確認されているが、今回Googleドライブを狙った不正プログラムをトレンドマイクロが確認した。今回確認されたのはTSPY_DRIGO.Aとして検出されるプログラムで、実行すると XLSX、 XLS、DOC、DOCX、PDF、TXT、PPT、PPTXの拡張子をGoogleドライブにアップロードする。確認された不正プログラムは解析の結果、文書型ファイルのみをGoogleドライブにアップロードを行い、標的型攻撃の初期段階の偵察活動に最適で、標的に関する情報を収集するのに利用されていると思われることが判明した。同社は今回の事例をGoogleに報告した。