日本マイクロソフトが脆弱性緩和ツールのEnhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)5.1を公開した。今回はEMETの緩和策適用時に発生するInternet Explorer、Adobe Reader、Adobe Flash、Mozilla Firefoxの相互性の問題を修正した他、緩和策の向上、バイパスへの対策を行った。また、新機能として緩和策が実行された際にメモリダンプを保存するLocal Telemetry機能が追加された。Win7、8、8.1、Explorer 11で相互性の問題が発生しているため、EMET 5.1にアップデートするよう推奨している。