Microsoftは11月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。今回はWindowsやIEなど14件のセキュリティ情報を公開した。
今回は4件の深刻度「緊急」、8件の「重要」、2件の「警告」な脆弱性の修正を行った。深刻度「緊急」のうちWindowsOLEの脆弱性は10月にゼロデイ攻撃が確認されていた。「緊急」4件のいづれも、リモートでコード実行の恐れがあり、直ちにアップデートする必要がある。その他、深刻度「緊急」のリモートコード実行や特権昇格される恐れがある脆弱性、深刻度「警告」の特権昇格やサービス拒否の脆弱性の対応を行った。
事前通知では16件のセキュリティ情報を公開予定であったが、今回の情報公開は14件になり、残り2件に関しては公開日未定となっている。