11月11日に公開されたMicrosoftの11月恒例の修正プログラムの中でもリモートでコードが実行されるSchannelの脆弱性が深刻だとしてトレンドマイクロが注意を呼びかけている。SchannelはWindowsへのSSL/TLS実装に使用されているセキュアチャネルで、攻撃者が作成したネットワークパケットをシステムに送信して乗っ取りが可能になる脆弱性を含む。現時点ではこの脆弱性を利用した不正プログラムなどは確認されていないが、bashの脆弱性「Shellshock」が公開してすぐに攻撃が確認されたことから、この脆弱性もすぐに攻撃対象となる恐れがある。
この脆弱性はすべてのWindowsプラットフォームで影響を受ける。この脆弱性を突いた攻撃を受けないためにもシステム管理者や個人ユーザ はMicrosoftが公開した修正プログラムを直ちに適用するよい呼びかけている。