Appleは深刻な脆弱性を修正したiOS 8とOS X 10.10(Yosemite)のアップデートを公開した。iOS 8の最新版はiOS 8.1.1で、Webkitに存在する脆弱性など9件の脆弱性を修正したほか、安定性の向上、iPhone 4sやiPad 2のTouch IDやWi-Fi接続の不具合などのパフォーマンス改善を行った。OS X 10.10の最新版のOS X v10.10.1ではWi-Fiの信頼性の向上、 Microsoft Exchange Server接続の際の信頼性改善、特定メールサービスプロバイダでのMail送信の不具合の解消、「どこでもMy Mac」でリモートコンピュータ接続する際の信頼性向上、再起動後に通知センターへの設定が保存されない問題、特定の更新プログラムがアップルストアで表示されない問題、スリープ状態から起動できない問題、古いバックアップ表示からタイムマシンができない問題、日本語入力ができない問題などが修正された。