インターネットイニシアティブのSEILシリーズにサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が確認された。影響を受けるのはSEIL/x86 Fuji 1.70 ~ 3.22、SEIL/X1 2.50 ~ 4.62、SEIL/X2 2.50 ~ 4.62、SEIL/B1 2.50 ~ 4.62でSEILのNTP実装の問題によりNTP機能の利用の際に、短時間に大量のNTPリクエストを受けると不要なレスポンスパケットを大量送信したり、大量のNTPレスポンス受信によりCPUリソースを大量に消費する状態になる。解決策として、同社はこの脆弱性を修正したSEIL/x86 Fuji 3.23、SEIL/X1 4.63、SEIL/X2 4.63、SEIL/B1 4.63を公開しており、これらのファームウェア適用によりこの脆弱性は解消される。