フィッシング対策協議会は2014 年 11 月のフィッシング状況を公開した。それによると、11月に寄せられたフィッシング報告件数は前月より97件減少の551件となった。一方で、フィッシングサイトのURL件数は前月より170件増の400件であった。
金融機関を騙ったフィッシング報告件数は減少したが、オンラインゲームをかたったフィッシングの報告は増加し、報告全体の83%を占めていることが分かった。また、以前は1つのURLで大量のフィッシングメールを送信していたが、最近はユーザに個別フィッシングURLを送信するケースが増えている傾向であることもわかった。