Texas InstrumentsのOMAP モバイル・プロセッサの Syslink ドライバに複数のデータ検証不備の脆弱性が確認された。OMAP モバイル・プロセッサはAndroid OS搭載の端末に使用されているため、影響を受ける機種は複数ある。Syslinkドライバに含まれるユーザランドから取得したデータを検証せずに使用する複数の脆弱性により、悪用されると任意のコード実行やカーネルメモリの内容漏洩やカーネル上での任意のコード実行、root権限取得などの恐れがある。解決策として、各開発者や販売元が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。