MMD研究所が2014年12月5日~2014年12月6にかけて561人に行ったスマートフォンのセキュリティに対する意識調査の調査結果を公開した。その結果、83.1%の人がスマートフォンに対する不安を感じていることが分かった。
スマートフォンに対する不安の調査結果では、故障が50.3%と最も多く、次いでウィルス感染が46.5%、紛失が44.7%、電話帳など個人情報の漏えいが41.9%となり、不安は感じないという人は16.9%に留まった。ウィルス感染に不安を持っている人のOS別では、iOSが38.9%、Androidでは53.6%と、Androidに対するセキュリティの方が不安を持っている率が多かった。
スマートフォンに施しているセキュリティ対策は、パスワードや指紋認証などによる画面ロック設定が46.2%と最も多く、次いでiOSやAndroidのアップデートが39.9%、信頼できる公式サイトなどからのアプリインストールが34.2%となり、無料セキュリティアプリのインストールは22.6%に留まった。また、対策を講じていない人が18.5%もいた。対策を講じていない理由は、43.3%は対策方法がわからないという理由で最も多く、対策の必要性を感じないという人が38.5%もいた。