情報処理推進機構(IPA)は情報セキュリティ分野の研究者や実務担当者などから構成される「10大脅威執筆者会」メンバーの意見をとりまとめた「2013年版 10大脅威 身近に忍び寄る脅威」を公開した。情報セキュリティの変遷として、インターネットへの依存度の増大、抗議や諜報目的の攻撃の顕在化、国家を巻き込んだ大規模な攻撃、官民が連携したプロジェクトの推進が挙げられた。2012年社会的影響が大きかったセキュリティ上の脅威を投票で10位まで順位付けし、下記の結果となった。
10大脅威
第1位 クライアントソフトの脆弱性を突いた攻撃
第2位 標的型諜報攻撃の脅威
第3位 スマートデバイスを狙った悪意あるアプリの横行
第4位 ウイルスを使った遠隔操作
第5位 金銭窃取を目的としたウイルスの横行ぬ業務停止
第6位 予期せぬ業務停止
第7位 ウェブサイトを狙った攻撃
第8位 パスワード流出の脅威
第9位 内部犯行
第10位 フィッシング詐欺