最近SNSのログインアカウントの乗っ取りが増加している。知人からSNS経由でURL付きダイレクトメールが送られ、それをクリックするとそのSNSのアカウント情報を要求する。それに情報を入力すると情報が盗まれるというフィッシングの手段である。一人のユーザアカウントが乗っ取られると、その友人にスパムメッセージを送信して被害が拡散する。SNSのアカウント情報の盗難は大した害はないと思いがちだが、同じパスワードの使い回しによりクレジットカード情報含むアカウントにログインされればクレジットカード情報も入手されるなど、実害ある情報入手の手がかりとなり得る。アカウント情報を求められる場合にはきちんとサイトのURLを確認する必要がある。