IDC Japan、「2013年 国内情報セキュリティユーザー調査:企業における対策の現状」を公開

IDC Japanは、12013年1月に国内企業676社に実施した「2013年 国内情報セキュリティユーザー調査:企業における対策の現状」を発表した。

  • 2012年度の情報セキュリティ関連投資、2011年度より「増加している」が13.9%

2012年度の情報セキュリティ関連投資の2011年度に対する増減率の調査の結果、2011年度より増加していると回答した企業が13.9%、減少していると回答した企業は11.7%であった。また、2013年度の情報セキュリティ関連投資見込みでは2012年度を上回ると回答した企業は14.1%、下回ると回答した企業は12.2%であった。

  • 情報セキュリティ対策の導入率は外部からの脅威管理が6割以上

脅威管理、アクセス管理、セキュアコンテンツ管理など15項目の情報セキュリティ対策導入率を調査したところファイアウォール、VPN、PCでのアンチウイルスなど、外部からの脅威対策の導入が6割以上なのに対し、情報漏洩対策やアクセス管理、脆弱性管理などの内部統制対策の導入率は4割ほどであった。また、ウイルス感染の被害を受けた企業が3割以上と最も多かった。