BBソフトサービスは、同社が提供するセキュリティ対策ソフト「Internet SagiWall」が検出・収集したデータ危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーを分析したインターネット詐欺レポートを発表した。
ネット詐欺サイトの検知数
Internet SagiWall?の3月度の調査によると、インターネット詐欺サイトの検知数は48万5,766件で前月比1.0%増であった。種類別にみると、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが前月比0.4ポイント増で97.9%、次いで前月比0.1ポイント減でフィッシング詐欺サイト、前月比0.2ポイント減のマルウエア感染サイト0.8%と続く。
「Internet SagiWall?」で検知した悪質サイト
3月度のアクセスから確認された悪質サイトを見ると、懸賞やプレゼント当選を装って金銭メリットでだまし個人情報を入力させる詐欺サイトや、偽ブランド品を正規品と偽って安価に販売し、支払い後に商品が届かないなどの商品販売詐欺サイトなどがあった。詐欺サイトは、発見・通報された際にアクセスブロックされないよう一つの詐欺サイトに対し複数のURLパターンを生成しているため、ブラックリストへの登録が困難で詐欺サイトへのアクセスを完全に防ぐのは難しい。